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活躍する卒業生

 1986卒
大分県立看護科学大学准教授 矢野 美紀さん

現在は、大分県立看護科学大学(母性看護研究室)の准教授をしております。 スポーツ特待生として入学し進学コースに属していたので、その頃は看護の世界へ入り込むとは微塵にも思ってはいませんでした。その当時の夢は体育教師であり、ソフトボール部で白い球を追いかける日々でした。 夢かなって体育科に進学したのですが右膝の靱帯損傷で思うようなパフォーマンスができず大学を中退し、体育教師の夢を断念しました。

 手術を受け、プライマリーナースのやさしさに救われ憧れへと変わり第2の出発として看護の道を歩み始めることになったわけですが、 母性看護学という学問と恩師との出会いによって、看護系大学の教員になることが目標になり、 そのためには助産師の臨床経験や大学院卒というキャリアが必要になり一心不乱で突き進みま
した。そんな、挫折の人生を経て今があります。

 この馬力(強靭な精神力・自己決定力・対処能力・集中力・体力)はソフトボールで培われたお蔭であり感謝しています。
 たった一つだけ何かメッセージをと問われれば“努力は最大の味方、そして願いは必ず叶う”ということでしょう。 こうして決して大道ではない私の人生が立証しています。 私の生き方が夢に向かう皆さんに何か一石を投じられたらと思っております。


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