筑紫海会賞受賞者の紹介

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第2回筑紫海会賞受賞者 メッセージ

国際教養学科 2017卒
 村嶋 祐佳さん

 私は1年程前まで「男は外で働いて、女は家庭を守るべき」という先入観の下、将来は専業主婦になりたいと考えていました。
 しかし、3年生のゼミで秋枝蕭子先生について書かれた『後に続く女性たちへ』という本を読み、考えが180度変わりました。同時に過去の私を含めた多くの人が、性別役割分担意識に基づく先入観を持っていることに危機感を覚えました。
 どうすれば女性が輝ける社会を実現できるか?私にできることは何か?
 これらのヒントを掴むために、日本BPW※連合会のインターンとして、ニューヨークで開催される「国連女性の地位委員会」への参加を決意しました。
 実際に参加して、「女性の地位向上」のために世界中の人々が集まっていることや、参加者一人一人の「世界を変えていこう!」という熱い思いに圧倒され、「意識改革」が重要であると強く感じました。
 ここでの学びを多くの方々に伝えるため、機会を頂き、大学の開学記念式典や北九州の女性フォーラムでお話しさせて頂きました。
 「男女共に家庭も仕事も大切にできる社会の実現」これが私の現在の目標です。仕事もライフイベントも、望む選択肢を選ぶことができる社会を実現したいと考えています。
 ベンチャー企業の長期インターンとして、学生向けイベントの企画運営に取り組んでいます。今後も、女性も男性も巻き込みながら日本をより良い方向へ変えていきたいです。

※BPW:女性の地位向上を目指す世界的なNPO団体


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