会員クローズアップ

柔道整復学科 2012卒
トップソルブ株式会社 稲毛作草部整骨院 院長 山下 裕馬さん
自分に何ができるのか。可能性を試し続けたい
ニッケン卒業後に入社した会社では、いち早く現場での知識や技術を修得することを目標に約8年のキャリアを積みました。先のことを考え始めた頃、現職であるトップソルブ株式会社の渡邊代表と出会い、「5WINの実現」という理念に共感して転職を決意。当時は創業したばかりで、まだ従業員も2人くらい。「新天地に自分の可能性を賭けたい。会社を創り上げていくぞ!」と、ワクワクしましたね。
現在は4年目で、院長としての業務のほか採用も担当しています。今後この業界を担う学生や先生たちに対して、やりがいをどう伝えていくかが課題ですね。また当社での私の役割として、整骨院という枠に捕らわれずに分野を広げていきたいというビジョンがあります。例えばトレーナー、外傷ケア、美容系でもいいですし、それらを組み合わせて新ジャンルを開拓するなど可能性は無限大。柔道整復師だから、鍼灸師だからではなく、「こんなことがやりたい」と思った時にそれが実現できる会社でありたいのです。何より自分自身が、いろんな可能性に挑戦していきたい気持ちでいますから。
「高齢化」や「働き方」。業界全体の課題にも
高齢化が進むなか、注目しているのは予防治療です。早めの段階で何ができるか、将来のイメージを持つ重要性を伝えていくことが必要だと思います。ですが、残念ながら整骨院の認知度はまだまだ低いのが実状。患者さまや社会にとってより良くあることは、当社としてだけでなく業界全体の課題です。例えば整形外科やお医者さんとの関係を構築し、連携を取り合っていくのもいいでしょう。社会全体で、悩んでいる方をサポートできる未来を実現させたいですね。
それから、採用において若い人と話をすると、多くがライフワークバランスを重視していると感じます。学生からは8割くらいから質問されますね。休日、産休・育休がとれ復帰できる環境かなど、働き方に柔軟性が求められる時代。もちろん当社ではそこを最重要視していますが、業界的にも、もっともっと変わっていくべき時かもしれません。
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