会員リレートーク

会員リレートーク画像
会員リレートーク㉓

 2003卒
 山本 文弥さん

 私は、当時の顧問の先生のもとで、バスケットボールの指導を受けたいという思いから、臼杵高校に進学しました。
「高校時代の思い出は?」と聞かれれば、真っ先に思い浮かぶのは、仲間と共に過ごした部活動の時間になると思います。
上下関係や仲間との関わりの中で培ったコミュニケーション力、時間を守ることや挨拶の大切さといった人間力、そして目標に向かって仲間と一丸となって取り組むメンタリティの重要性など、数え切れないほどの学びと思い出が今でも心に深く刻まれています。
もちろん、楽しいことばかりではありませんでしたが、嬉しかったことも悔しかったこともすべて含めて、今の私を形づくってくれた大切な時間だったと感じています。
そうした経験が自分の糧となり、大学進学の際には、前年度のインカレチャンピオンである強豪校で、一般学生としてトライアウトに挑戦し、無事に入部することができました。
これもすべて、高校時代に「目標に向かって全力で挑戦する姿勢」を学ばせていただいたおかげだと、心から感謝しています。

 現在は、ライフプランナーとして働きながら、5年前に立ち上げた中学生のバスケットボールクラブチームで、別府市を拠点にコーチとして指導を行っています。
 バスケットボールの指導においては、選手たちが次のステージに進む際に、勇気を持って一歩を踏み出せるようサポートしています。
選手としての技術力向上はもちろん、応援される選手になるための人間力の育成にも重きを置き、日々の指導に取り組んでいます。

 実は、私の息子もこのチームで夢に向かって日々努力を重ねてきました。
 そして今年からは臼杵高校に進学し、バスケットボールに勉学にと、毎日奮闘しています。
 まさか親子二代にわたって臼杵高校でチャレンジすることになるとは思ってもみませんでしたが、こうして想いが受け継がれていく“バトンリレー”も悪くないものですね。
 今は父親として、息子を全力で応援しています。

 現在の私は、プライベートではバスケットボールの指導を通じて、子どもたちの夢を応援する活動に取り組み、仕事ではライフプランナーとして、そんな子どもたちを支える親御さんのサポートに力を注いでいます。
 夢を軸に、自分の人生に一本の芯が通った活動ができていること、そしてその活動に全力を注げていることを、日々実感しています。

 一度きりの人生。臼高魂を胸に、これからも毎日を全力で歩んでいきたいと考えています。


一覧に戻る

P R

banner
banner
banner