会員リレートーク

会員リレートーク⑳
1986卒
那賀啓史さん
1986年3月に臼杵高校を卒業(第38回卒)した那賀啓史です。
卒業から40年近くが経ちましたが、高校時代の思い出は今でも鮮明に残っています。同級生315名と過ごした日々は、かけがえのない宝物です。現在、臼杵高校は1学年175名と少子化の影響を感じますが、母校の未来を想像すると、同窓生として何かできないかと考えています。
私には3人の子どもがおり、全員が臼杵高校に通いました。彼らの成長を見守る中で、自分の高校時代を振り返ることも多くありました。3人とも野球部の選手、マネージャーとして多感な年代を過ごし、今でも町を歩けば知り合いがいて、声を掛けていただける環境に臼杵の人々の温かさを感じています。
卒業後、県外で大学生活を送りましたが、臼杵高校での経験が常に支えとなりました。現在は市職員として、高校時代に培った絆を大切にしながら、まちづくりに携わっています。
2018年からは母校野球部の外部指導者として関わり、2023年には1年間監督を務めました。この経験は母校への恩返しの機会であり、新たな学びの場となりました。若い世代と接する中で、臼杵高校の伝統と新しい風を感じることができ、大変貴重な時間でした。監督は1年間だけでしたが、現在も外部指導者として毎日臼杵高校生とグラウンドで甲子園出場を目指して汗を流しています。
これからも、同窓生の皆さんの活躍を伝えるとともに、現役生徒たちに臼杵高校の素晴らしさを伝えていきたいと思います。同窓生の皆様のご活躍とご健勝を祈念するとともに、母校のさらなる発展を願っています。共に力を合わせ、次世代に誇れる母校を築いていきましょう。
一覧に戻る
P R