会長挨拶
苦境を乗り越えて…
昨年は、元号が「平成」から「令和」に変わる節目の年でした。                          
1年を振り返りますと、200人を超えるOBの方々にお集まりいただいた4月の観桜会を皮切りに、5月の理事会、7月には会報誌61号の発刊、11月には総会を開催でき、事業収支も順調に進めることが出来ました。
 しかしながら、当校にも縁のあるラグビーで盛り上がり、東京オリンピック・パラリンピックに続く熱気を一挙に打ち砕く“新型コロナウイルス”の拡散で世界経済は混乱を極め、オリンピック・パラリンピックも延期を余儀なくされる事態となりました。
緑窓会でも、観桜会を中止し、理事会も文書での決裁という前例のない対応と致しました。
また、生徒にとっても、卒業式や入学式が変則的になり、6月からやっと授業が再開されることとなりましたが、スポーツ・文化活動が中止や縮小の止む無きに至っています。
まだまだ予断を許さない状況が続き、“3密”を避け緊張感を持った社会生活が求められています。
OBの皆様には誠に申し訳ございませんが、観桜会の中止、理事会の開催見送りに続き秋の総会につきましても中止と致しました。
皆様方に於かれましては、健康にお過ごしいただき“新型コロナウイルス騒動”が収束し、安心してお目に掛れる日を楽しみにしております。
さて、本校は、2022年には、創立120周年を迎えます。
諸先輩方に築いていただいた伝統、80周年記念館、緑創館そして何よりも、「緑窓会」という組織、加えて8章からなる会則の有り難さをつくづく感じています。
“新型コロナウイルス”の蔓延による世界的な騒動の収束が長引くことが予測され、国内においては、“人生100年時代”とさけばれていますが、社会的傾向として、少子高齢化とそれに伴う活力の停滞が進んで来ています。
こうした時代の中で、緑窓会としてこれから何が出来るのかと思いを巡らしました。
それは、20,000人のOBの方々のより一層の強い絆作りと伝統を長く継承することです。
昨年度までは、“奮ってOB会活動に参加しましょう!”をテーマにしてきましたが、
本年度は、さらに一歩進めて、
OBが気軽に参加できる 「“新たな人との出会い” の場を広げる」ことと
事業収支面での 将来に向けてのより “健全な運営基盤づくり” を目指す。
という思いに至りました。
これらに取り組むに際しては、何かとご不便をお掛けすることになるかも知れませんが何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
少し長くなりましたが緑窓会報62号発刊のごあいさつに代えさせて頂きます。

兵庫県立伊丹高等学校
緑窓会会長  小西英二