同窓会事務局からのお知らせ

小田村晃校長あいさつ
2026年06月18日 14時45分

お知らせの画像
 同窓会の皆様には、日頃より本校の教育活動に対し、深いご理解と温かいご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。本年度で本校勤務2年目となり、岩工の長い歴史と伝統の重みを日々感じながら、生徒たちと向き合っております。
 さて、本校は本年度、創立87年を迎えました。この87年の歩みは、同窓会の皆様お一人おひとりが岩工で過ごされた日々の積み重ねにほかなりません。皆様が在学中に培われた「ものづくりへの誠実な姿勢」や「仲間とともに困難を乗り越える力」は、時代を超えて受け継がれ、現在の岩工生の中にも確かに息づいております。私自身も日々の指導の中で、その連なりを強く実感しております。
 そのことを改めて感じさせられたのが、昨年実施した祝勝報告会でした。フェンシング世界選手権において個人・団体エペで金メダルを獲得した加納虹輝選手、ならびにFISUワールドユニバーシティゲームズ・フェンシング競技団体エペで金メダルを獲得した中本尚志選手をお迎えしました。その際、加納選手からは、
 「好きなことや、愛を持てることを見つけてほしい。才能ではなく、好きなことを選び没頭すれば、自分の目標や夢は叶う」
 との言葉をいただきました。この言葉は、生徒たちだけでなく、私たち教職員にとっても、岩工での学びの本質を改めて示してくれるものでした。
 こうした価値観を日常の中で支えているのが、本校の生活指針「時を守り、場を清め、礼を正す」です。本年度はさらに「凡事徹底」を新たに加えました。誰にでもできることを、誰にも真似できないほど続ける。その積み重ねこそが岩工プライドの礎であり、世代を超えて受け継ぐべき大切な財産であると考えております。
この土台のもと、生徒たちは着実に力を伸ばし、各分野で成果を上げています。昨年度は、水中ロボットフェスティバル・ジュニア部門で優秀賞を受賞し、高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門では二年連続日本一となり、経済産業大臣賞を受賞いたしました。  さらに、「SDGsクエスト未来甲子園」で最優秀賞、本年度の「地域応援アイデアコネクト2025」では全国準グランプリを受賞するなど、活躍の舞台は着実に広がっています。
 これらの成果は単なる結果にとどまらず、郷土である岩国市を大切に思い、地域と向き合う姿勢にもつながっています。去る4月24日には、「地域応援アイデアコネクト2025」で全国準グランプリを受賞した生徒たちが岩国市長を訪問し、自ら考えた地域課題の解決策を発表いたしました。郷土の未来を自分たちの課題として捉え、主体的に行動するその姿は、まさに岩工生らしさの表れであり、卒業生の皆様の時代から脈々と受け継がれてきた精神の継承であると感じております。
 進路の面においても、こうした学びの成果は着実に実を結んでいます。本校は従来より高い就職実績を誇っておりますが、近年は進学実績も着実に伸びており、昨年度は国公立大学に3名が合格いたしました。専門的な技術・技能と学力の双方を備え、自らの進路を主体的に切り拓く生徒が確実に増えております。今後も「就職にも進学にも強い岩工」として、一人ひとりの志の実現を支えてまいります。
一方で、自らの可能性にまだ気づいていない生徒も少なくありません。その可能性を引き出し、「岩工で学んでよかった」と心から実感し、卒業へとつなげていくことこそが、私たち教職員の使命であると考えております。
 そして、その取り組みを支えていただいているのが、同窓会の皆様からの温かいご支援とご声援にほかなりません。生徒たちにとって何よりの励みであり、大きな力となっております。今後とも折々の機会に後輩である岩工生の姿に触れていただき、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、同窓会会員の皆様のご健康とご多幸、ならびに同窓会のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。


山口県立岩国工業高等学校
校長 小田村 晃


※小田村晃校長あいさつは、トップページの左上「MENU」内、「組織について」のプルダウンにあります「会長挨拶・HPに寄せて」に掲載しています。
下のボタンからもご覧いただけます。
校長あいさつ
ツイート
LINEで送る

P R

banner