HPに寄せて
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高城会の皆さまへ
徳山工業高等専門学校長 勇 秀憲

高城会の会員の皆様におかれましては,幅広い分野でご活躍され,ますますご健勝のこととお喜び申しあげます。
ご存じの通り,徳山高専は今から43年前の昭和49年に,社会からの強い要望に基づき,高度な実践的技術者を養成する高等教育機関としてこの徳山に設立されました。平成29年3月までに,本科卒業生4,553名,専攻科修了生480名の合わせて5,033名を社会に送り出し,我が国の科学技術と地域社会の発展に大きく貢献してまいりました。これも会員の皆様の強い同窓の絆のおかげであり,その間母校を温かく見守り,いろいろなご支援をいただいていること,心から感謝しております。ありがとうございます。
高等専門学校を含めた高等教育は今まさに大きな改革を迎えようとしています。高専が独立行政法人化されて10年余り,最近の厳しい国家財政により教育研究活動のための経費は削減し続けています。また,急速に進む少子高齢化社会においては,産業構造や人々の生活を根底から変える社会経済の大きな変化が必至です。知識・スキルの修得だけでなく,それらを実践し応用する力,自らが課題を発見・解決できる力や,主体的・自立的にものごとを考え多様な他者と協働して新しい価値を創造する力の育成が,高専教育に求められています。
本校が全国高専の中で希有な複合学科としてこれまで培ってきた実績や成果を活かし,地域に根ざした本校の特色を明確にし,グローバルな社会に対応できるこのような新しい高等教育を,本校は目に見える形で地域や社会に保証しなければなりません。学生一人ひとりが自らの知識・スキルや各種能力の状況を知りながら,それらを自らが能動的に伸長できる学修環境を整えることが必要です。
そのため,本校の教職員,学生や保護者が一体となって,こうした「主体的学び」空間を確かなものとし,その中で勉強だけでなく活発な課外活動や学生会活動などをこれまで以上にできるよう,今後も引き続き高城会の皆様のご支援をたまわりたくよろしくお願い申しあげます。
最後になりましたが,高城会のますますのご発展と会員の皆様のご活躍とご健勝をお祈りいたします。